挑発リレーゲコミミマンダ+ウルガモス【S11最終2100】
コンセプト
・挑発リレーで主導権を握る
素早さと性能が優秀なゲコミミコケコの挑発リレーで相手を後手に回らせて、試合を有利に進める。
・挑発で起点を作り、積みアタッカーを通す
挑発であくび、吹き飛ばし、電磁波などを封じて、積みの起点を作り、削れた相手を一掃する。
構築経緯
こちら↑の記事を読んで、相手に展開させない挑発リレーに興味を持ち、前期1位の並びでもあるゲコミミマンダ+コケコから構築を組み始めた。次に、挑発やボーマンダと相性が良いウルガモスを採用し、最後に、5体で対応が厳しいタイプ受けサイクルと受けループに対抗できる役割破壊型メタグロスを採用した。
個別解説
性格:ひかえめ 持ち物:きあいのタスキ 特性:げきりゅう
実数値(努力値):147‐x‐87‐170(252+)‐92(4)‐174(252)
技:ねっとう・こごえるかぜ・ちょうはつ・みずしゅりけん
・対面性能の高いタスキ激流ゲッコウガ。控えめ熱湯は相手への負担が大きく、とても強力だった。凍える風は激流を見て後出しされるボーマンダに対して打っていく他、ストッパーとして使ったり、挑発で切って裏のウルガモスへ繋げるといった動きもできる。
性格:いじっぱり 持ち物:ミミッキュZ
実数値:149(148)‐154(236+)‐116(124)‐x‐125‐116
技:じゃれつく・かげうち・ちょうはつ・つるぎのまい
♢意地っ張りメガマンダの恩返しを最高乱数以外耐える
・攻撃を上げて突破力を持ったABミミッキュ。積みアタッカー、ストッパー、挑発による展開阻止が主な役割。構築唯一のZ枠なので選出率は非常に高かった。
性格:いじっぱり 持ち物:ボーマンダナイト
実数値:171(4)-216(252+)-150-x-110-172(252)
・積みエースのボーマンダ。構築全体でヒートロトム、サンダーが重いのでいわなだれを採用している。これにより、本来ボーマンダには無い上振れ要素も同時に持つことができた。技範囲が広いので舞わずに殴りあうこともあった。
カプ・コケコ
性格:おくびょう 持ち物:ウイのみ
実数値:158(100)-x-115(76)-132(132)-96(4)-192(196+)
技:10まんボルト・めざめるパワー(氷)・ちょうはつ・しぜんのいかり
♢A143ミミッキュのZじゃれつく耐え
♢自然の怒り+EF10万ボルトで無振りメガメタグロスが丁度落ちる
♢最速ゲッコウガ抜き
・3体目の挑発枠として、汎用性のある耐久コケコを採用した。高い素早さと耐久力で有利対面自然の怒りから崩していき、ある程度暴れてから挑発で切って積みの起点を作る動きが多かった。対面性能もあるので非常に優秀なポケモンだった。
性格:ひかえめ 持ち物:マゴのみ
実数値:177(132)-x-101(124)-172(12+)-138(100)-138(140)
技:ほのおのまい・めざめるパワー(氷)・ギガドレイン・ちょうのまい
♢ステロ+無振りカバの地震耐え
♢S+1で最速メガミミロップ抜き
・起点範囲が広く、舞った後の抜き性能が優秀なので採用。また、挑発でステロも巻かれにくいのでこの構築と相性が良い。抜きエースとしての採用であり、倒されると困るのでとにかく耐久に振っている。火力が足りないが、炎の舞で補ったり、構築的に2舞するチャンスが多いので問題ない。このポケモンのおかげでカバマンダやグロスレヒレに対する勝率が大きく上がった。
性格:いじっぱり 持ち物:メタグロスナイト
実数値:171(124)-216(252+)-172(12)-x-140(76)-136(44)
技:しねんのずつき・かみなりパンチ・アームハンマー・バレットパンチ
♢ミミッキュのZシャドークロー耐え
・上の5体で重い受けループなどのサイクル構築を崩すために最後に入った補完枠。
技構成は、モロバレル、フシギバナに刺さり、サイクル構築に一貫しやすい思念の頭突き
コケコのEFと合わせて火力が上がり、ヤドラン、テッカグヤ、エアームドに刺さる雷パンチ
汎用性の高いバレットパンチ で構成されている。
選出・立ち回り
・基本選出 ゲッコウガで削り、ミミorマンダを通すのが理想。
から2体+
・ウルガモスが刺さってる場合(カバマンダなど)の選出 コケコで削りと挑発を入れてウルガモスにつなぎ、2縦、3縦を目指す。2縦の場合ゲコミミでタイマン勝負。
+1
・対タイプ受けサイクルの選出 コケコの怒り挑発、グロスのEFかみなりパンチを使って崩す。
どの選出でも挑発を使って相手の展開や回復技を封じながら戦うのが基本。
結果
TNアルル ・最高最終レート2100
・82勝 38敗
・58位
○高性能なポケモン達と挑発持ち3体のおかげで安定して勝てる試合が多かった。また、キツイ相手でも立ち回り次第で勝つ可能性があるのが強みだった。反省点としては、命中90技を何度も打つ試合が多く、勝ち試合を落としやすかったこと、スカーフゲッコウガが重すぎるなどといったことがあげられる。